Excelをインストールしたら、まず行う設定
Excelのツールバーはうっとうしい機能が多すぎる。
自分だけの省スペースExcelちゃんにするべく、ツールバーの見直しを計る。
なおExcel2003を使用している。
基本機能から必要最低限の機能を追加
今回、基本機能を下記のボタンのみにした。
基本機能は標準ツールバーからCtrlを押しながら下地にドラッグすれば、コピーができる。
また、ツールバー間のセパレータバーも追加できる。
ツールバーのボタン上で右クリックし、「グループの始まり」にチェックをつけるだけ。
- 上書き保存
- (セパレート)
- 印刷
- 印刷プレビュー
- (セパレート)
- 元に戻す
- やり直し
- (セパレート)
- グラフウィザード
- (セパレート)
- フォント
- フォントサイズ
- 太字
- (セパレート)
- 左揃え
- 中央揃え
- 右揃え
- (セパレート)
- パーセントスタイル
- 桁区切りスタイル
- 小数点表示桁上げ
- 小数点表示桁下げ
- (セパレート)
- 罫線
- (セパレート)
- 塗りつぶしの色
- フォントの色
まずはこれだけになった。
恐ろしく少ない。
隠し機能を補充
前工程では標準ツールバーから素材を持ってきた。
この工程では隠れ機能を引っ張り出してきて、新ツールバーの拡充を図る!
メニュー>ツール>ユーザ設定>コマンドタブを開く。この工程ではすべてはこのウインドウからボタンを取り出す。
本当に宝の宝庫なのである。
セル結合解除系
セル結合系ボタンは、コマンドタブの分類「書式」にある。
ここで表示されるボタンリストも、今まで同様にドラッグすることができる。
このとき、今までのツールバーからツールバーの貼り付けではないので、Ctrlを押さなくて構わない。
- セル結合
- セル結合の解除
- 横方向に結合
- (セパレート)
を、新ツールバーの「罫線」ボタンの隣にもってくる。
特に横方向に結合は猛烈に使える。
これを知ると知らないでは、作業効率比は語るまでもない。
塗りつぶしパターン
カラーレーザープリンタをいつも使えれば良いのだが、コスト等の制限がある場合に、モノクロのパターン塗りつぶしがあった方が良い場合がある。
これもコマンドタブの分類「書式」にある。
- パターン
を、新ツールバーの「塗りつぶしの色」ボタンの隣にもってくる。
ウインドウ操作
これはコマンドタブの分類「ウインドウ/ヘルプ」にある。
- (セパレート)
- 同時にスクロール
- 並べて比較
- ウインドウ枠の固定
を、新ツールバーの「フォントの色」ボタンの右隣にもってくる。
ちなみに、「並べて比較」はボタンのアイコンが標準では設定されていない。こういうボタンは、文言がツールバーに入ってしまう。
これだとムダに場所を食ってしまうので、適当なアイコン設定をする必要がある。
新ツールバーに乗っている「並べて比較」ボタンを右クリックして「ボタンイメージを元に戻す」で、本来のアイコンが現れる。
このままではアイコンと文言が表示されてしまうので、さらに「規定のスタイル」をチェックする。これでOK。
ブックの共有
テスト仕様書やチェックリストを複数人で編集する場合、ブックを共有すると良い。
これはコマンドタブの分類「ツール」にある。
- ブックの共有
を、新ツールバーの「名前をつけて保存」ボタンの右隣にもってくる。
このボタンはボタンイメージを元に戻してもアイコンがそもそも無い。
こういう場合は、「ボタンイメージの変更」から適当なものを選ぶ。そして規定のスタイルにする。