id:duranさんの日記を読んで。

エンジニアという職でなにを「やりがい」とするか、というお話。

私の意見を書いてみます。
私はこの仕事が好きでたまらないんです。いや仕事というより、完全に趣味の延長です。
仕事と趣味はきちんと分けないといけない、と良く耳にしますが、私は相乗効果を出せるならば、両方をうまいこと混在させて良いと思っています。
私にとっての「やりがい」は、きれい事ではありますが、そして月並みではありますが「みんながハッピーになる」の一言につきます。

ハッピーにもいろんな種類があって、その時の瞬間的なものもあるし、長い目で見ると自分は素晴らしい経験を出来た、と思うこともハッピーだと思います。
お客様も私も、構築したシステムを利用する人たちもがハッピーになることが一番だと思います。

ただこれが理想論であるということも事実です。
どこかのタイミングで完全にボタンの掛け違いが発生し、どうあがいてもお客さんがハッピーになれないこともあります。
システムのユーザさんに不便を強いてしまうこともあるかもしれません。
またビジネスとして自分の所属する企業に損害を与えてしまうこともあり得ます。

そんな八方ふさがりの状況で、「やりがい」を見つけるのは苦しいと思います。
でも、私はそんな中でも、まずは自分が有意義に感じて、そのプロジェクトに参加できていることを誇りに感じることが大事だと思うんです。
みんなうなだれたくなる状況下でこそ、なおさら自分だけは前向きになって進むことが大事だと思うんです。

重ねて言いますがこれは理想論です。
こうありたい、と私は常に思っていますが、やっぱり押しつぶされることも多々あります。
激しい鬱状態になることも多々あります。だからといって理想は捨てたくないし、それこそが全てのモチベーションに繋がっています。

きっと、duranさんもそうかと思うのですが、この仕事が大好きで、強い理想を持っている人は、現実とのギャップに苛まれ、悩み苦しみ、何度も押しつぶされてしまうのではないでしょうか。

長所が転じて短所になってしまう好例かと思います。
もちろん私もです。

話したこともない方を勝手に推測して書いてしまってすみません。
なぜか私と同じ臭いを感じ取れたので書いてしまいました。
長文駄文乱筆失礼しました。