そしてもうひとり。
先述のゲームにて。もうひとり特筆すべき人がいる。
彼はおよそ二月前にゲームの中で知り合い、一緒に遊んだ。
そして今日ログインすると、彼は今日でそのゲームを一時辞めるという、まさにそんなタイミングであった。
ここでは語りきれないほどの話をした。
彼もおそらく私よりはるかに歳は下だと思うのだが、私は彼から実に様々なものを得ることができた。
違う世界に飛び込んで、高見の頂を目指している。
私はそういう話を聞くと、どうしても自分が恥ずかしくなる。
もっと何かできたのでは。もっと頑張ることができるのでは。
なんか、すごいクサーーイ台詞なんだけれど、どうしてもそう思ってしまうのである。
目指す世界や頂は違うけれど、彼の行動力と、まさにそれを実行中であるということが、叱咤激励のように感じる。勝手に感じた。
もっとやろう。もっともっとやろう。