NHKドラマと私

5年生・6年生のころ。
道徳の授業で、いろいろな映画やドラマを見た覚えがある。
なぜか道徳の教科書を進めることもなく、映像の視聴が中心だった。


特に覚えているのが

  • スタンドバイミー
  • 月なきみそらの天坊一座

だ。

スタンドバイミーは言わずもがな、有名なあれである。
月なき−は、今は亡き川谷拓三主演のNHKドラマ。ドンベエの人だ!なんて記憶がある。


小学校の授業といえば1コマ45分。だから一度では見切れない。
次回の道徳の授業が待ち遠しかったことを覚えている。


さて、月なき−だが、これ井上ひさしが原作だったと、今日知る。
ストーリーはうっすらとしか覚えていないが、小学生風情の私が、涙をこらえるのに必死だった。

もうドラマは見られないと思うが、原作本は何とか入手できるかもしれない。


NHKアーカイブをネット配信してくれないかなあ。好きなもの視聴できるように。
過去のNHK番組すべてを公開すれば、youtubeなりニコ動よりも見入っちゃうと思うんだけどな。


NHKドラマと言えば、1996年に土曜ドラマとして連続放送された「カンパニー」にもどっぷりはまった。
この頃、長野で短大生をしていた私は、起業に燃えていた。青臭いけど。
そんな私にとって、すごく刺激的なドラマだった。
ある小さな電機メーカーが、GPS衛星を利用したカーナビを開発して大成功をしていく。
メーカーを引き継いだばかりの若手経営者は椎名桔平。これ主役。
その参謀役が生瀬勝久
この2人が事業方針をめぐって対立、離別、またその狭間で揺れ動く女性。


あらすじ書くとベタなんだけど、当時の私はワクワクして見ていたものだ。


このように、私にとってNHKドラマは、必ず時代時代で付いて回っているのである。

※カンパニーについて http://mitleid.cool.ne.jp/company.htm