自転車を取り巻く政策
私の悪い癖で、自分がのめり込んでいるものは天下一すばらしいもので、それ自体が普及しないのは○○のせいだ!
なんて発想になる。
で、最近は自転車。これが最高に面白い。
面白いは面白いのだが、どうも日本は自転車とライダーにやさしくないように思えて仕方がない。
歩道では通行人に煙たがられ、車道では車に煙たがられ・・・。
自転車は排気ガスも出さないし、運動にもなるし、交通渋滞も作らない。
これってすごく未来志向な乗り物では??
なのになんでこんなにも
- 路肩が狭いorない道が多すぎる
- 車道を走ってはいけないような扱いを受ける(むしろ逆なのに)
- (妥協して歩道を走ってみると)段差多すぎ
みたいな世の中になっているんだ!!!
なんて思ってしまうわけ。
それで怒り心頭でネットをあさっていると、溜飲を下す発見がちらほら。
国土交通省 道路:自転車利用環境の整備 - 国土交通省
大変興味深い政策が多数。
社会実験なども行っていたようだが、ここ数年はあまり音沙汰なしか?
中でも特筆すべきは、基幹道路の路肩と歩道のあいだに植え込みを用意し、その車道側に自転車専用道路を設置するというもの。
これ非常に良いと思う。
高速道路の脇にも自転車用の道路を造ってくれたら言うことない。もちろん自転車は無料で。
ヨーロッパでは高速道路に自転車道が併設されているところが珍しくないそうだ。
まあ高速道路に併設案は実現困難なことかもしれないが、自転車生活を保護・促進する政策を打ち出して欲しいと思う今日この頃である。
一方で、自転車乗りのマナーもヒドイ人が多い。
特に目に付くのが逆走族。おばちゃんに多い!
あとは放置自転車が声高に叫ばれている。由々しき問題ではあるが、適切な場所に適切な規模の駐輪場(有料でいい)が有るだけで解決できる問題だと思う。