充実感、技術バイオリズム、フォーク、涙

仕事を終えて帰宅したのは23時30分ごろ。
長野県時代の旧友から結婚披露宴の招待状を昨年末に受けていた。
そのことを他の旧友と話すため、福島県に住む某氏に電話。
うだうだ近況報告やら結婚披露宴への段取りやらでの話。

小一時間話していると携帯電話の充電が切れたので会話終了。
1時前だったか。さて久しぶりにD言語の勉強と、最近マイブームの画像処理に関して読書をする。
次第にBGMが欲しくなり、iTunesを開く。
ふとiTunes Music Storeを見ることに。

するってーと、iMixというものを発見。いわば自分のプレイリストをiTMSに載っけてしまえぃ、というものらしく発奮。ひどく発奮。

これは!という私のフォークソングシリーズから厳選プレイリストを必死につくり、合計78曲になるプレイリスト「激フォーク」を作成。
胸をときめかせてアップする。

・・・・。

4曲しかiTMSになかったので、激フォークのプレイリストは完全に激弱フォークになっていた。ふむー。
ここでiMixにツバをかけ終了。もうやらん。もうダレにも教えてやらん!!

それでまたD言語関連の情報を国内外のサイトから収集。フムフム、やっぱりスニウマだなあ。
で、この間。ヘッドホンをはずし忘れていて、iTunesから私だけの「激フォーク」78曲バージョンが流れ続けていた。

じっくり聞いていると、いやーホントいいなあ。
岡林信康高田渡、上条恒彦、吉田拓郎、森山良子と聞き進めていくウチに、昨年4月に高田渡って死んでしまったんだよなあと、つくづく実感が沸いてくる。

自分らしくないが、気づいたらボロボロ泣き出していた。それでも私の耳には激フォーク78曲シリーズが流れ続けていたため、余計に傷心的な風合いになってしまっていた。

涙と鼻水で汚い顔のまま曲を聴いていると、五つの赤い風船の「遠い世界に」がかかる。
ヘッドホンでじっくり聞いたことが今までなかったためか、なんとイントロ部分で高田渡と思われる声によるハミングが入っていることを新発見。

たしかに高田渡のデビューレコードはA面が高田渡でB面が五つの赤い風船な訳だし、つながりは薄くない。とはいえ、自分が今まさに高田渡の死に悲しんでいる、その今。高田渡のハミングが耳に飛び込んでくるというのは、なにかとても宗教的な何かを感じた。

昨年その高田渡が逝去する直前に公開されていた映画「タカダワタル的」を思い出す。
DVDが出ているのか。見よう。絶対に見よう。

感傷に浸っている訳だが、この時間に日記を書いたことを職場の方々にばれて、そして万が一寝坊してしまったら、出す顔がないという現実に強く引き戻される。
飲みかけのスカイブルーを一気に飲み干してから寝よう。

グナーイ。