ハウルの動く城の感想

まじめに書いてなかったから、ネタバレにならないように書いてみようかと思う。

この映画は、戦略的にであろうが、あまり情報がリークされていなかったらしい。
そのためあってか、CMだけから想像していた物語とは全然違う感じ。
戦争や魔法や恋愛などが確かに作品中にはあるのだが、それらは飾りに過ぎず、本当のメッセージは違うのではないかな。

「許す」という行為は、日本独特の文化のような気がする。
たとえ相手が完全に悪い存在でも、許すことができる度量に美徳を感じる。
その代わり、権力構造の中では、許すという行為はあまり重要視されない。

欧米では、許すより倒す。そんな意識が強いのではないか、と勝手に考えたんだけど、それにしてもこの作品も海外で評価が高い。

ま、面白い・面白くないというのは、主観なので、私のようなド素人が言う必要もない。

私がこの作品にキーワードをつけるならば、「許し」と「高齢者介護」。