携帯3キャリア

現在業務上の調べ物で、携帯3キャリアのドメイン指定受信で拒否されたときの挙動を調べている。
ドメイン指定受信はその名のとおり、ユーザが任意に指定したドメイン以外からのメールは受信しない、という強烈なガードだ。
もちろん迷惑メール対策なのだが、メール配信システムなんかを構築していると、一番の天敵になる。

ドメイン指定受信以外にも、携帯メールアドレスはすぐに変更できるから、登録されたときのメールアドレスに送ろうとしたら、すでにそのメールアドレスが存在していない、なんてことも頻繁に起こる。
それ以外にも単純なメールアドレスの誤記、メールボックスの容量が満タン、等々いろいろな想定エラーが発生する。

そのエラーを起こし続けると、キャリアから強烈な制裁をくらう。しばらくメール送信を受け付けてくれなくなるのだ。
そのために配信する側は、メールアドレスリストのメンテナンスを行う。
数回のエラーが発生したメールアドレスは、次回から送信対象に入れないというような措置をとる。
そのリストメンテナンスの根拠となるのが、エラーメール(バウンスメール)だったり、SMTPが送信する際受け取ったレスポンスコードだったりす。


ドメイン指定受信をユーザがしていた場合、どのようなバウンスメールorレスポンスコードが返るか。

docomo = ユーザ不明扱いバウンス
au = 受信拒否バウンス
vodafone = 不明(調査中)

である。
ことvodafoneは、実験してみると、なんのバウンスもレスポンスもきていない様子。
つまり吸い込まれてしまっている。。。
docomoはユーザ不明扱いなので、明確に「受信拒否された」という認識がもてない。
auしかわからないのだ。

まだ全体的に調査を進めているので、断定はできないが、なんとも歯がゆい結果になりそう。