BTSというかITSというか・・・
実は今id:fmtrと密かにプロジェクトを起こそうとしている。
そのことはまた発表できる段階になったら触れることにするが、勢いでスタートしてもプロジェクトとしてはコケてしまうのではないかと、まだエンジンはかかっていない。
私にエンジンがかからないひとつの要因がある。
それは先日この日記でも触れた「BTS」だ。
作りたいものはたくさんあるが、その恐らくすべてで、BTSが必要になるのだ。
なのでこの場でid:fmtrに言おう。私はまずBTSを作る。
ところが、いわゆるBTSではとても不満なのだ。
バグトラッキングというのは、受身なシステムである。バグやリクエストが発生しないと活用できない。
私が期待しているBTSは、もはやバグトラッキングではなく、タスクマネージャであり、スケジュール管理であり、さまざまなタスクのトラッキングなのだ。
もしその夢のシステム(ここでは仮にoediとしよう)が作れたなら、このようなシナリオが立つ。
- 新システムのアイデアが浮かぶ
- 大枠の機能(大機能)と概要説明をoediに登録。
- 各大機能が受け持つ小機能をoediに登録。
- ざっくりスケジュールをoediのガントチャートビューから登録(oediではタスクを単票形式でも入力できるし、ガントチャートビューから時系列を意識したタスク作成もできるのだ!!)
- 各タスクに対応する人をアサイン(もちろんoediに)
- 各タスクの(より現実的な)着手予定日と終了日を登録
- 開発開始に伴い、進捗状況や公知すべき情報を各タスクに追記(ガントチャートビューを見ると、予定と現在の差異がわかる!)
- あるマイルストーン条件に当てはまったらメールなり画面上にアラートを表示
- リリース条件の全タスクが完了したら、リリースを行う
その後である
- バグ報告
- 要望
- 操作に関する質問
が、山ほどやってくる。
まあそこからはいわゆるBTSの機能になるわけだ。
細かく言えばきりがないが、oediは全タスクをツリー状で持っている。
正確に言うと、カテゴリに当たる「タスクフォルダ」のようなものでカテゴライズの必要もあるだろう。
と、妄想だけはどんどん進む。
理想を具現化することほど難しい作業はないのだが、ぜひ試みたいのである。
現在バグにとらわれないタスク(issue)ベースのトラッキングシステム(ITS)もあるのだが、さらにスケジューリングやToDoなど時間軸を持たせた管理も意識したい。
ここひと月ばかりずっとこれを考えていた。
今日ちょっとしたひらめきというほどでもないのだが、LDAPを用いたらどうだろうと思った。
LDAPなら木管理だし、検索は早い。
まだLDAPについてしっかり調査はしていないのだが、ひとつの選択肢にするのはいいと思う。
追って報告したい