BTS

Bag Tracking System = BTS
バグや要望を登録して、その各レポートが現在どういう位置づけにあるかを管理するシステム。
有名なBTSは、MozillaプロジェクトのBugzilla(http://bugzilla.mozilla.gr.jp/)である。

私も今の現場で、オリジナルのBTSを用いて、障害対応や新規機能追加を行っている。
大変便利なものであり、また必要なものである。

掲示板やチャット等のCGIを作成配布している方は、掲示板をBTSのように使用している人が多い。
掲示板でも確かに事足りる部分はある。しかし、ある障害報告がすでに報告されているか把握しにくかったり、その障害が現在どうなったかを知ることは難しい。

というのは、ひとつの障害について、報告がひとつであるとは限らないからだ。
報告済み障害から検索しないで投稿する人もいるし、検索しても人それぞれその障害報告の内容が変わったりするため、見落としてしまう。
また一番ありがちなのは、システムの根幹の部分にバグが存在したばあい、それが起因による不具合というのが同時多発的に、各所に発言してしまうことも多い。

このためきちんとした専用のレポーティングの仕組みが必要だし、きちんとした運用が大切になる。
どんなにBTSが優れていても、それを利用するユーザの勘違いは防げない。

前口上はこのあたりで終わりにする。
最近「すばらしいBTSとはどのようなものか」ということをよく考える。
それでいろいろ検索したら、またすばらしいページと出会うことが出来た。

Momonga Project Diary
http://www.momonga-linux.org/diary/20020928.html#p01

ここではさまざまなBTSの比較表があり、とてもとても価値のある情報を提供してくれている。